画像は『テレビジョンエイジ』の１９６２年３月号。『サーフサイド６』のヴァン・ウィリアムス、トロイ・ドナヒュー、ダイアン・マックベインね。レギュラーはこの３人の他に、リー・パターソンとマルガリータ・シェラがいます。女の子の後を追いかけてばかりいるトロイ・ドナヒュー、知的で健康優良児のヴァン・ウィリアムス、クールで妖艶なダイアン・マックベイン、とぼけたところのある二枚目半のリー・パターソン、歌って踊って芸達者なマルガリータ・シェラというメンバーね。
内容はマイアミを舞台にした探偵物語で、ハイティーン（１６歳から１９歳をさす和製英語です。１５歳以下はローティーン）に圧倒的な人気がありました。彼らの服装や生活スタイルが若者に受けたんですね。現在の視点でみると、物語的にはかなりヌルく、ドナヒューの人気と風俗だけが魅力なだけです。ノスタルジックな気分で２〜３本観るぶんには愉しいですけどね。当時のマイアミは、『マイアミバイス』や『ＣＳＩ：マイアミ』にみられる治安の悪い町でなく、太陽が燦々と降りそそぐ明るく健康的なリゾート地でした。海と太陽に代表される若者の町といったイメージが強かったですねェ。
