ジャッカルの日

nostalji2008-08-25

第二次世界大戦ナチスによって占領されていたパリが、連合軍とパリ市民によって解放されたのが1944年の8月25日でした。そして8月25日はパリ解放記念日となり、その記念式典の会場でドゴール大統領を暗殺しようとしていたのがジャッカル。『ジャッカルの日』(1973年/監督:フレッド・ジンネマン)はフレデリック・フォーサイスのベストセラーを映画化したものですが、結末はわかっていても手に汗握るサスペンス映画の傑作でしたね。派手なアクションシーンはありませんが、緊迫感が漲り、ジンネマン監督の演出の冴えを感じました。この映画をリメイクした『ジャッカル』(1997年/監督:マイケル・ケイトン・ジュニア)のように、最近はアクションばかりで良質のサシペンス映画がなくなりましたねェ。
画像はジャッカルを演じたエドワード・フォックス。スイカを的に特製銃の調整を行なう孤高の殺し屋がピッタリでした。