夜でなく騎士

nostalji2009-08-28

録画していた『ダークナイト』を観る。クリスチャン・ベール主演の“バットマン”シリーズ2作目です。本国では非常に評価の高かった作品で、ジョーカー役のヒース・レジャーの演技が評判になり、何かと話題の多かった作品ですね。ゲーリー・オールドマン、マイケル・ケインモーガン・フリーマンなどの芸達者なキャストの中にあって、悪の行為そのものを楽しむ異常性格ぶりを見せたヒース・レジャーは確かに圧倒的存在感を持っていました。それに引きかえ、クリスチャン・ベールは目立たないなァ。周りを引き立てる才能があるのかな。『3時10分、決断のとき』でも、ラッセル・クロウベン・フォスターの方に強い印象が残っていますからね。
内容的には暗い物語(ヒロインが死んじゃう)で、私の好みではありませんが、バカ騒ぎだけのアクション映画と比べると、ストーリーもしっかりしているし、登場人物の性格付けもできていて、真面目に(テレビ画面を通して観る映画は、興味本位で真剣に観ることは少ないのですが)観ちゃいましたよ。ところで、ゴッサムシティの暗い夜でなくて、暗黒の騎士だったのね。