キムタクの受難

nostalji2010-07-26

『LOST(最終シーズン)』の第2回と、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(2009年/監督:トラン・アン・ユン)を観る。
『LOST(最終シーズン)』は真田広之が登場。真田広之は“テンプル”のリーダーでして、英語は解るが嫌いなので日本語でしか話さない人物です。こういう設定は面白いですね。日本人ボスのカリスマ性をもたす手法として使えますよ。フラッシュ・サイドウェイズでは、飛行機はロスに到着し、柩の行方不明を知らされたジャックはロックと知り合い、ケイトは脱走してクレアの乗ったタクシーに逃げ込みます。同時に存在する世界が、今後どう結びついていくのか楽しみです。
アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』は、キムタクとイ・ビョンホンが出演しているというのでカミさんに頼まれて録画したんですが、カミさんは途中でグーグー寝ていましたよ。行方不明となった息子(木村拓哉)の捜索を依頼された探偵(ジョシュ・ハートネット)が香港にやってくるんですな。ギャングのボス(イ・ビョンホン)の情婦をキムタクが救いますが、ビョンホンから命を狙われます。キムタクを中心に3人の男たちが絡み合っていくのです。キリストの受難をモチーフにした寓意的サスペンス・アクションですが、キリスト教に縁のない私にゃ、よくわかりませんね。エグいシーンにも嫌悪感を催しました。話題性だけで、退屈な作品で〜す。