ロングビーチ観光

nostalji2013-06-05

メトロバスに乗ってロングビーチへ。5分くらいのところにバス停があり、息子が休めない時は、バスを利用して観光ね。サンタモニカやLAのダウンタウンに行くには乗り換えの必要があるので、まずは一本で行けるロングビーチにしました。
レドンドビーチからロングビーチまでは約1時間。終点のトランジットモールで降りて、パスポートバスのバス停へ。本日の予定は、クインメリー号と水族館の見学。パスポートバスはロングビーチの観光名所を巡る無料バスで、バス停はメトロレール・ブルーラインの駅と接するパインアベニューにあります。平日のためか、乗客は私とカミサンの他に白人夫婦だけ。次の停留所・ショアラインビレッジで中国人家族が乗ってきましたが、ロングビーチ水族館で下車。私たちは帰りに寄ることにして、まずはクインメリー号へ。
クインメリー号は、ロングビーチのランドマーク的存在で、船内を見学できるようになっています。最上デッキからのロングビーチの風景は中々のものですよ。客室部分はホテルとして営業しています。セルフガイドツアーだけでなくGOHSTS&LEGENDSツアーにも参加。初就航の1934年から64年の引退までの間には、プールで事故死したり、ボイラーが爆発したり、ぶつかった船が沈んだりして、船内にはお化けが出るスポットがあるんですな。ツアーはガイド付きで、色々仕掛けてきますが、ちょっとビックリする程度ね。
パスポートバスに乗って水族館へ。入館する前にピザで昼食。バーベキューピザは意外と美味しく、値段は高めでしたが満足です。初めて目にしたスモールよりも小さいインディサイズを注文したのですが、それでもボリューム満点。レギュラーサイズを注文してシェアした方が良かったかな。
ロングビーチ水族館はそれほど広くなく、特に珍しい魚もいませんが、子供たちが喜ぶ仕掛けは色々していますね。たくさんの小さなサメに触ることができるタッチプールだけでなく、イソギンチャクやクラゲなどにも触ることができます。ラッコの水槽の前に座って、水中を泳ぐラッコの姿をのんびり眺めるのもいいもんだ。
暗くなる前にバスに乗って帰宅。バスは前のドアから乗り、料金前払い(1ドル50セント)です。運転手は釣銭を持っていないので、電子プリペイドカード・Tapカードを息子に頼んで事前に用意しておきました。20ドルチャージしているので、当面は大丈夫ね。入口付近の席はシルバーシートと車イス利用者の優先席です。若い人も座っていますが、足の悪い人が来たら譲っていましたよ。それと、車イスの人が乗ってきたら、運転手は運転手後方の三つ分のイスを跳ね上げて車イスが収まるようにしていました。身障者への対応は進んでいますね。降りるときは窓の上部に張ってある紐を引っ張って合図します。紐が緩んでいて“STOP REQUESTED”の表示がされず、慌てて向かい側座席の紐を引っ張りました。バスの座席は固く、長時間座っているとお尻が痛くなります。バスの乗客に独り言を言っているオジサンがいて、目が合って話しかけられましたが、席が離れていたので知らん顔していたら、こんどは隣りの若者に話しかけていました。若者も知らん顔。誰にも相手にされないオジサンは降りるまで独りで喋っていました。日本にも、こんなオジサンいるよなァ。客が少なかったら、怖かったかも……