夏は過ぎたが

nostalji2017-09-07

サメ映画は似たりよったりで、もういいかと思っていたんですが、ロジャー・コーマン製作だったので『シャークトパス』(2010年/監督:デクラン・オブライエン)を観る。
シャークトパスは、ネイサン博士(エリック・ロバーツ)がオオジロサメとタコの細胞を合成して生み出した生物兵器で、海中だけでなく陸上でも活動が可能。タコの足に槍のようなツメを持ち、獲物の身体を突き刺してサメの口でガブリ。試験運用中の事故で制御装置が外れ、本能のままに人間を襲っていきます。サンタモニカで麻薬の密売人を襲った後、ロングビーチでクイーンメリー号の清掃員を、そしてメキシコのリゾート地プエルトバジャルタに出現。ネイサン博士の娘ニコール(サラ・マラクル・レイン)とハンターのアンディ(ケレム・バーシン)がシャークトパスを追いますが……
アメリカ・ロケは金がかかるので、メキシコで大暴れ。追跡するメンバーもチンケな船に乗った少人数。マイナー作品の見本ですな。シャークトパスの造形は笑えますが、なかなかユニークでグッド。全体的にコミカルで、ホラーというより笑って楽しむ作品で〜す。