スポ根は流行らないが

nostalji2014-11-02

テニスの錦織圭がツアー・ファイナル進出を決める。年間の成績上位者8人が競うATPのワイルドツアー・ファイナルの出場はアジア勢で初めてとのこと。元全仏覇者のマイケル・チャンの指導を仰ぎ、一流選手の心構えと技術を伝授されたなんて、まるでドラマみたいですね。
1960年代後半から70年代半ばにかけてスポ根ブームがありました。東京オリンピックによって野球以外のスポーツにも目がむけられるようになり、マンガ・アニメ・ドラマの世界で一ジャンルを築きましたね。バレーボール(サインはV、アタック№1)、サッカー(赤き血のイレブン)、柔道(柔道一直線)、レスリング(アニマル1)、水泳(金メダルへターン!)等々。
テニスは沢松和子(1975年ウインブルドン女子ダブルスでアン清村と組んで優勝)が注目を浴び、『コートにかける青春』や『エースをねらえ!』がありました。
最近は運動会でも順位を決めず、皆仲良くといった誤った平等意識がありますが、スポ根を見直してもいいと思いますよ。指導者が誤ったスポ根意識をもつのは困りものですが……