日本人好みのスター

nostalji2015-04-11

本日の朝刊朝日の別刷beの『beランキング』は、“忘れ得ぬ往年のハリウッド女優”。1位:オードリー・ヘップバーン、2位:ビビアン・リー、3位:イングリット・バーグマン、4位:マリリン・モンロー、5位:ソフィア・ローレンとなっています。オードリー・ヘップバーンが1362票で、ビビアン・リーが468票ですからダントツの1位ね。ちなみに10位はジュディ・ガーランドでたったの48票。
オードリー・ヘップバーンほど、老若男女、世代を超えて愛された女優はいませんね。若者向け映画雑誌「スクリーン」が毎年ファン投票をしているのですが、1955年に1位で登場して以来、82年まで毎年ベストテン入り。そのうち1位が13回あります。清楚で気品があってお洒落というのが日本人好みで、6位のグレース・ケリーも同じタイプ。オードリーは上記に加えて無邪気な若さというのが魅力になっていますね。年齢を重ねても、からかってみたくなるような可愛さがあります。
ちなみに、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)が同じアンケートをしているのですが、オードリーは3位で、1位はキャサリン・ヘップバーングレース・ケリーはベストテンに入っていません。キャサリン・ヘップバーンは今回のアンケートで8位になっていましたが、忘れ得ぬ存在かというと疑問です。通好み女優で、スクリーンで観たのでなく、ビデオやDVDでの印象が強いんじゃないかなァ。調査対象がAFIの選定したベスト女優25人(デボラ・カーやモーリン・オハラが外れている)というのが問題で〜す。