日曜日は１週間のテレビ番組チェックの日。新番組と最終回ドラマ、それに映画ね。
各局とも期首編成が終わり、新番組が出そろいました。社会の変化や流行に時の流れを読み取り、ライバル局の動向を見ながらの編成なのでしょうが、リスク回避の安全策ばかりが目立ちますね。似たような番組の横並びね。どこかで実績をあげた視聴率のとれそうなタレントばかりを起用するものだから一晩で同じ顔ばかり見ます。マツコと有吉なんて、週に何回見ることか。今日の番組表を見ると林先生がＴＢＳ（林先生が驚く初耳学）とフジ（林先生が鹿児島〜青森３４カ所の日本一を解説）に出ていますよ。これじゃあ、地上波は見る気がおきません。
でもって、野球シーズン到来ということで、録画していた『不滅の熱球』（１９５５年・東宝／監督：鈴木英夫）を観る。伝説の名投手・沢村栄治の物語です。野球立志伝でなく、沢村の恋物語が中心になっています。沢村役の池部良は、沢村の投球フォームをうまく真似ていましたよ。相手役は司葉子。デビュー当時は原節子に似ていますね。菊島隆三の脚本は、単なる恋物語にせず、反戦思想も盛り込んでいま〜す。
