録画していた『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』（２０１４年／監督：アンソニー＆ジョー・ルッソ）を観る。アベンジャーズの一員として活躍するキャプテン・アメリカのシリーズ２作目です。
“アベンジャーズ”の戦いから２年後、キャプテン・アメリカ（クリス・エヴァンス）は国際平和維持のためブラック・ウィドウ（スカーレット・ヨハンソン）たちとシールドで働いています。シールドの長官ニック・ヒューリー（サミュエル・Ｌ・ジャクソン）とヒューリーの友人であるシールド役員ピアーズ（ロバート・レッドフォード）は、巨大空中母艦ヘリキャリアによる防衛システムを計画中。キャプテン・アメリカがその計画に疑問を持っている中、シールドの仲間から命を狙われます。ヒューリーやブラック・ウィドウも襲撃され、キャプテン・アメリカはピアーズの陰謀をつかみますが……
物語の中盤でピアーズが黒幕とわかり、ロバート・レッドフォードを悪役にした意外性が薄いです。最近の若い人はロバート・レッドフォードなんて知らないのかな。悪の組織ヒドラについては前作「ザ・ファースト・アベンジャー」を観ていないとピンとこないかもしれません。それに、キャプテン・アメリカと戦うサイボーグ戦士ウィンター・ソルジャー（セバスチャン・スタン）の正体がキャプテン・アメリカの親友バッキー・バーンズだったこともね。キャプテン・アメリカの基本設定を知っていることを前提に作られています。ヒドラの一員が数多くシールド内部に潜入していて、シールドの組織が解体されるのは、テレビシリーズ『エイジェント・オブ・シールド』ともリンクしています。最近のシリーズ映画は単品としての面白さが少なくなっていま〜す。
