録画していた『ジュラシック・ブリーダー』（２０１３年／監督：ダン・ビショップ）を観る。ジュラ紀の恐竜が人間を襲う劇場未公開のモンスター・ホラーです。
テキサスの人里離れた牧場で秘密裏に飼育されていた恐竜が逃げ出し人間が襲われるという事件が起こります。田舎町のレストランで働くアビー（ジャナ・マッショーニ）の母親も犠牲者の一人で、ＦＢＩが捜査開始。そんな田舎町にドサ回りロックグループやスキー場に行く途中でガス欠した大学生のグループがやってきます。ガソリン確保のためにアビーは知人の牧場に案内しますが、その牧場こそが恐竜の飼育場だったことから……
牧場では恐竜研究の博士が、恐竜が逃げ出した心労のため心臓病で死んでおり、何もしらない連中が装置を触って、全ての恐竜を檻から出してしまうんですな。恐竜たちは人間を襲いますが、やがて共食いをはじめ、最強の恐竜だけが残ります。テキサスの片田舎で恐竜が動き回るだけの作品です。大都会を襲うわけじゃないので可愛いものね。恐竜に殺されるのは少しイカレた連中ばかり。演出は間延びしており、緊迫感は全然ありません。恐竜のＣＧも今では見慣れたものばかりで驚きはありません。Ｃ級もＣ級、超Ｃ級で〜す。
