キリスト教徒じゃないが

nostalji2016-06-19

録画していた『レフト・ビハインド』(2013年/監督:ヴィク・アームストロング)を観る。飛行中の旅客機から乗客が消え、パニックになる状況を描いたキリスト教エンターテインメント・ムーヴィ?です。
機長のレイ(ニコラス・ケイジ)が操縦するロンドン行き旅客機で、乗客や乗務員が衣服も荷物も残したまま突然消えます。レイはニューヨークへ引き返しますが、管制塔とは連絡がつかず、機内は混乱。乗客として乗っていたジャーナリストのバック・ウィリアムズ(チャド・マイケル・マーレイ)の協力で騒ぎを静めますが、地上に残っている家族が心配でなりません。地上では、レイの妻と息子が姿を消し、娘のクローイ(キャシー・トムソン)がレイと連絡を取ろうとしますが……
飛行機をどうやって着陸させるかが見せ場になっていますが、これまでにも使われた方法で新味なし。原作は聖書の記述を基にした終末論をベースにした小説です。姿を消したのは信心深い人と、無垢な心を持った人(子供)で、天国(ヘブン)で幸せに暮らすんだってさ。残された人たちは、せっかく生き残っても、これから地獄の苦しみを味わうのね。死んだら地獄へ行くのかなァ。キリスト教徒の独りよがり的映画で〜す。