竜でなく

nostalji2017-07-14

録画していた『ドラゴン・クロニクル 妖魔塔の伝説』(2015年/監督:ルー・チューアン)を観る。異星人が封印されている妖魔塔をめぐるSFアドベンチャーです。
1974年、崑崙山の洞窟で古代巨獣の骨が発見され、フー・バーイー(マーク・チャオ)はヤン教授(ワン・チンシアン)の娘ヤン・ピン(ヤオ・チェン)に惹かれ、発掘調査員として参加。洞窟の奥で1万年前に地球を支配しようとした異星人たちが封印されている妖魔塔を発見しますが火焔コウモリに襲われてフー・バーイー以外は全員行方不明になります。数年後、図書館員になったフー・バーイーは、館長(リー・チェン)から異星人の祖先が妖魔塔の封印をとき、再び地球支配を計画している事実を知らされるのね。そんな中、巨大モンスターの群れが出現し……
主人公は異星人たちを封印した王子の末裔という設定ですが、1万年前にそんな古代文明があったんですかね。主人公の恋人は異星人の遺伝子を持っており、その遺伝子のために寿命は40歳しかなく、恋人の父親がその運命を変えようとして封印を解こうとするわけね。洞窟内に生き延びていた異星人の巨獣が地上に現れるのですが砂漠の小さな町を襲うだけのローカルアクションです。マシンガンやロケットランチャーで倒されるので、それほど脅威ではありません。CGも稚拙で、ドラゴンとは程遠いチンケな巨獣で〜す。