西部劇だから

nostalji2017-08-05

母の見舞い帰りに立ち寄ったブックオフに未見の作品が収録されている西部劇パーフェクト・コレクションがあったのでゲット。早速、『赤い山』(1951年/監督:ウィリアム・ディターレ)を観る。
1865年の南北戦争末期、赤い山の近くの町で鉱物分析官が殺され、南軍が使う薬莢が落ちていたことから南軍出身のレーン(アーサー・ケネディ)が犯人にされます。リンチされるところをブレット(アラン・ラッド)という男が救出。しかし、ブレットが南軍の男で、鉱物分析官を殺した犯人とわかり、レーンと彼の恋人クリス(リザベス・スコット)はブレットを捕まえようとしますが、レーンが足を骨折し身動きとれなくなります。ブレットは西部でゲリラ活動するカントレル(ジョン・アイアランド)の部隊と合流。レーンとクリスはカントレル部隊の捕虜になります。カントレルは自分の野望のためにインディアンを使って西部を支配しようとしており……
行動を共にするうちにブレットとクリスは愛し合うようになり、レーンは都合よくカントレルに殺され、死んだ鉱物分析官は殺されてもいいような悪い奴で、ブレットとクリスがめでたく結ばれるというご都合主義作品です。アクションシーンに見るべきところもなく、凡作。