昨日に続き

nostalji2017-08-06

西部劇パーフェクト・コレクションに収録されている『私刑(リンチ)される女』(1953年/監督:アラン・ドワン)を観る。
兄を訪ねてボーダー・シティにやって来たサリー(ジョーン・レスリー)は、兄が死んで酒場を引き継ぐことになります。兄の昔の恋人で、今ではカントレル(ブライアン・ドンレヴィ)の情婦となっているケイト(オードリー・トッター)は何かとサリーと対立。サリーは酒場の騒ぎを静めたランス(ジョン・ランド)と愛しあうようになりますが、ランスが南軍のスパイとわかり……
ジョーン・レスリーとオードリー・トッターが酒場で格闘したり、町の通りで決闘をしたりと、女性版西部劇です。町が南部と北部の中間地帯にあり、中立を宣言して、それを邪魔する奴はリンチする女町長(ニナ・ヴァレラ)がユニーク。カントレル一味が駅馬車を襲撃するシーンは歯切れがよく、西部劇らしいスタントは見応えがあります。南北戦争終結し、主人公がめでたく結ばれるのは定番ですが、意外と楽しめる作品でした。