フィギュアの次はゲーム

nostalji2017-12-27

録画していた『アサシンクリード』(2016年/監督:ジャスティン・カーゼル)を観る。世界的人気ゲームを原案にしたアクション映画です。
殺人犯のカラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)が死刑執行されて蘇生したのはアブスターゴ財団の研究所。研究所のリッキン所長(ジェレミー・アイアンズ)と娘のソフィア(マリオン・コティヤール)は遺伝子に刻まれた記憶を辿ることのできる装置アニムスを使って、人間の自由意思をコントロールできる“エデンの果実”の隠したアサシン教団のアギラールの末裔であるカラムを、アギラールの人生を追体験させることによって“エデンの果実”の隠し場所に迫ろうとしていたのね。遺伝子の記憶を介してアギラールとなったカラムは、ルネサンス期のスペインでアサシン教団とテンプル騎士団の戦いに捲き込まれます。現在と過去を行き来し、戦いを繰り広げる中でカラムはアサシンの能力を身につけていき……
何百年も続くアサシン教団とテンプル騎士団の戦いという世界観がピンときません。人間の自由意思をコントロールできる“エデンの果実”というのもよくわからない。主人公の戦闘能力が戦うごとにレベルアップしていくのはゲーム感覚ですな。原作を知っているファン向けの作品で、残念ながら私は楽しむことができませんでしたァ。