モンスター時代劇

nostalji2018-03-31

録画したまま放ったらかしていた『荒神』を観る。宮部みゆき新聞小説をBSプレミアムがドラマ化したものです。購読している新聞に連載されていたんですが、私は読んでいません。読み進んで面白くなかったら、それまで読んだのが無駄な気がして新聞小説は読む気がおこらないんですよ。好評なのを後から知って、後悔したことは何度もありますけどね。
でもって、『荒神』ですが、舞台は江戸時代の東北の農村。隣り合う永津野藩と香山藩はいがみあっており、永津野藩の家老・曽谷弾正(平岳大)の妹・朱音(内田有紀)は怪物に襲われて一夜にして壊滅した香山藩の村から逃げのびた少年を助けます。怪物は朱音の村にも現れ……
VFXによる怪物が村を破壊するシーンはNHKだけあって金をかけており迫力があります。だけど、『シン・ゴジラ』でもそうでしたけど、怪物の真ん丸目玉というのが私は気に入りません。生物としてのリアル感がないんですよ。物語展開も端折り過ぎのところがあって、疑問を抱くシーンが多々ありました。2時間では収まりきらず、多彩な登場人物の相関関係が希薄になったのが残念で〜す。