韓国時代劇から

nostalji2018-04-01

BSプレミアムで放送している『オクニョ』が本日最終回。刺客に襲われた妊婦が典獄署(チョノクソ:監獄)に逃げ込み、女児を出産後、命を落とします。女児はオクニョ(チン・セヨン)と名付けられ、囚人たちから色々な知識や武術も身につけて成長。母の死の謎を追って、国を揺るがす陰謀にまきこまれ、ついに権力者ユン・オニョン(チョン・ジュノ)とチョン・ナンジョン(パク・チュミ)を倒します。宮廷の秘密組織チェタミンの一員となったり、奴婢になったり、昭格署(ソギョクソ)の占い師になったり、弁護士になったり、商団の大行首になったり、最後には11代国王中宗の娘とわかり王女として活躍。これにユン・オニョンの息子ユン・テウォン(コ・ス)や13代国王明宗(ソ・ハジュン)のオクニョへの恋心を絡め、波乱万丈の物語が展開しました。文定王后による12代国王仁宗毒殺疑惑や朝政介入という史実以外は殆どがフィクションの歴史ドラマでした。
先週からWOWOWで『七日の王妃』を放送中。朝鮮王朝第11代国王中宗の最初の王妃・端敬王后を主人公にした史実(父親が燕山君の側近だったことから中宗が即位した時に廃妃にされた)を基にした、これまたフィクション歴史ドラマ。後の端敬王后シン・チェギョン(パク・ミニョン)をめぐり、第10代国王燕山君(イ・ドンゴン)と後に中宗となる晋城大君(ヨン・ウジン)が繰り広げるラブロマンスみたいです。第9代国王成宗の密書(晋城大君が成人したら王にせよという遺言)が新解釈としてドラマに登場。燕山君を悲劇の王として描いている感じですなァ。