続編だったので

続編ということで録画していた『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2020年/監督:ジョン・クラシンスキー)を観る。音を立てた瞬間に襲ってくる凶悪なクリチャーと戦う母子を描いたホラー・アクションです。

凶悪なクリチャーによって荒廃した世界、エヴリン(エミリー・ブラント)は娘リーガン(ミリセント・シモンズ)、息子マーカス(ノア・ジューブ)、生まれたばかりの赤ん坊をつれて、新たな避難場所を探して旅にでます。エブリンが音をたててクリチャーに襲われ、逃げる途中でマーカスが負傷。危機に陥ったエヴリンたちの前に、生き残っていた旧知のエメット(キリアン・マーフィ)が現れ……

前作を観ていない人のために、クリチャーの性質を知らしめるため前作になかった出現シーンを冒頭にいれたのはグッド。でもって、すぐさま前作のラスト直後から始まります。音で脅かすホラーが多い中にあって、静寂を巧みに使うことで緊迫感をもたらすというユニークさがこの作品の魅力になっています。ツッコミどころも結構あるんですが、二者を並行して描くクロスカッティングなど、演出に工夫を凝らしていて上出来のB級作品といえま~す。

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