SFだが

録画していた『クワイエット・プレイス』(2018年/監督:ジョン・クラシンスキー)を観る。音に反応して人間を襲う生物から身を守って暮らす一家を描いたSFホラーです。
音に反応して人間を襲う生物(クリチャー)によって荒廃した世界で、リー(ジョン・クラシンスキー)とエブリン(エミリー・ブラント)の夫婦、それに娘リーガン(ミリセント・シモンズ)と息子マーカス(ノア・ジュープ)は音を立てない生活をしています。リーガンが聾唖者だったので、家族の会話は手話。エブリンは妊娠しており、出産を控えて最大の危機が……
設定そのものにはツッコミどころ(ラストで発見するクリチャーの弱点なんか、世界が荒廃する前に見つかりそうなもの)がありますが、クリチャーに対していかに身を守っていくかが、だれることなくスリリングに描かれています。退屈な展開にならずに家族の絆も描かれており、低予算作品にしては悪くない作品で~す。

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