ついでにB級映画

録画していた『ブラッド・チェイサー沈黙の儀式』(2022年/監督;ジョージ・ギャロ)を観る。連続猟奇殺人事件を追う刑事を描いたサイコサスペンスです。

ローマで起こった連続猟奇殺人事件の犯人マーチャンド(ピーター・ストーメア)は刑事たちに追われながらも逃走し、米国ミシシッピに出現。子供の猟奇殺害事件が起こり、ボイド刑事(コール・ハウザー)が捜査を開始。死体の状況と現場に残された遺留物からボイドはアフリカの儀式に詳しいマッキーズ教授(モーガン・フリーマン)に捜査の協力を依頼。ムーティと呼ばれる古代の邪神を崇拝する呪術師による儀式とわかります。背後には、マーチャンドを雇って殺した死体からパワーを得ようとする大富豪(ブライアン・カーランダー)がおり……

モーガン・フリーマンも作品を選ばなくなりましたなァ。主演はテレビシリーズ『イエローストーン』のリップ役でブレイクしたコール・ハウザー。犯人も目的も最初から示されているので、謎解きの面白さはありません。犯人追跡のサスペンスも今イチだし、凡作。