録画していた『ブラックアダム』（2022年／監督：ジャウマ・コレット・サラ）を観る。ＤＣコミック・アンチヒーローの破邪神ブラックアダムを主人公にしたアクション映画。
カーンダックは武装組織インターギャングに支配されている国で、悪魔のパワーを授かるという５千年前の王冠を考古学者のアドリアナ（サラ・シャヒ）が発見。彼女を尾行していたインターギャングに襲撃され、思わず封印されていた破邪神ブラックアダム（ドウェイン・ジョンソン）を目覚めさせてしまいます。５千年前、悪魔の王冠で世界を支配しようとするカーンダックの王を倒すためにブラックアダムは魔術師によって強大なパワー授けられましたが、家族を殺された怒りで王だけでなく周りのものまで破壊したことから魔術師によって封印されていたのね。彼を危険視した米国政府は、ホークマン（オルディス・ホッジ）、ドクター・フェイト（ピアース・ブロスナン）、サイクロン（クインテッサ・スウィンデル）、アトム・スマッシャー（ノア・センティネオ）からなるヒーロー・チームＪＳＡ（ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ）を派遣。ブラックアダムはインターギャングを全滅させ、ＪＳＡとの激闘の中で、カーンダック民衆から古代の英雄が復活したと称えられますが……
ＶＦＸによる派手なアクションの連続で、アトラクション映画としては満足できるものです。だけど、それだけね。心に残るものはありません。それにしても、最近のアメコミ・ヒーローは単純な正義の味方がお嫌いのようですが、ドラマの中身が深まるものではないですな。
今日から小旅行に出かけるので、19日まで日記を休みます。
