録画したままだった必殺シリーズの第1作『必殺仕掛人(全33話)』の27話~30話を観る。
第27話「横をむいた仕掛人」(監督:大熊邦也、脚本:石堂淑朗)
藤枝梅安(緒形拳)は邪教を広めるバテレンを殺しに千蔵(津坂匡章=秋野太作)と京に来ますが、娘が切支丹になった商人の逆恨みとわかります。南蛮密貿易をする悪商人(神田隆)と結託して切支丹狩りをする役人(穂積隆信)に商人は殺され、悪商人と役人を成敗。そして、娘と恋人(河原崎長一郎)の逃走を手助けします。
第28話「地獄へ送れ狂った血」(監督:松野宏軌、脚本:安倍徹郎)
仕掛人・源次郎(林隆三)は田中屋(野口元夫)から浪人・石川友五郎(島田順司)の殺しを依頼されます。梅安はサディスティックな色キチガイの大身旗本・嶋田大学(城所英夫)から石川が救い出した娘を治療。娘から父と母を殺した嶋田大学の殺しを頼まれます。梅安から仕掛人の掟を田中屋が破っていることを知らされた源次郎は田中屋を成敗。
第29話「罠に仕掛ける」(監督:長谷和夫、脚本:津田幸夫)
両替商の株を奪うために罠にかけて死罪にした悪与力(田口計)・悪商人(加賀邦男)・悪情婦(加賀ちか子)を成敗。頼み人は、死罪にされた男の恋人(榊原るみ)
第30話「仕掛けに来た死んだ男」(監督:大熊邦也、脚本:早坂暁)
仕掛人の帳簿をつけている勘次(米倉斉加年)が、「地獄花」で妻を殺して以来死に場所を求めていた神谷平十郎(田村高広)に半右衛門を襲わせます。勘次の目的は、半右衛門の隠し財産。妻のおくら(中村玉緒)を拉致し、半右衛門に身代金を要求。勘次は千両箱に仕掛けられた爆薬で爆死し、平十郎は梅安に殺されます。