昨日に続き

録画したままだった必殺シリーズの第1作『必殺仕掛人(全33話)』の19話~22話を観る。

第19話「理想に仕掛けろ」(監督:松本明、脚本:山田隆之)

身分制度廃止を掲げる革命家・清沢正堂(佐藤慶)一味が捕り方に囲まれ、百姓を人質にとって立てこもります。脱出の条件として人質を殺しはじめ、妻を殺された庄屋(片山明彦)が音羽屋半右衛門(山村聰)に正堂の殺しを依頼。正堂の考え方に賛同していた西村左内(林与一)でしたが、藤枝梅安緒形拳)と一味にばけて乗り込みます。

第20話「ゆすりたかり殺される」(監督:松野宏軌、脚本:安倍徹郎&山崎かず子)

商人の弱みを見つけて強請を行う徒士目付・一色(高野真二)が殺しの対象。一色の息子(松山省二)は剣の達人である父にあこがれ、左内の腕を見て押しかけ弟子入りします。一色は左内が仕掛人と知り、息子の前で左内と対決。

第21話「地獄花」(監督:三隈研次、脚本:安倍徹郎

神谷平十郎(田村高広)は梅安の殺しの現場を目撃し、梅安から口止め料をせしめます。梅安は神谷の命を狙いますが、半右衛門は神谷の腕をみこみ、仕掛人に勧誘。殺しの相手は、仕官を口実に浪人の妻を弄ぶ永井監物(外山高士)と甘言で誘う越後屋。神谷の妻(金井由美)が夫の仕官のために永井に身を任せていたところへ、それとは知らずに神谷が殺しに現れます。神谷は永井だけでなく、妻も許せず殺害。

第22話「大荷物小荷物仕掛の手伝い」(監督:長谷和夫、脚本:本田英郎)

半右衛門の先輩の老仕掛人・七兵衛(藤原釜足)が娘の目を治すために悪坊主・日朝(如月寛太)を狙って用心棒(浜田晃)に殺されます。半右衛門が代わって悪坊主退治。七兵衛の殺し技が爪に毒を塗ったカニというのが笑えま~す。