懐かしのラブロマンス

マリリン・モンロー主演の映画で唯一未見だった『王子と踊子』(1957年/監督:ローレンス・オリヴィエ)を格安DVDで観る。摂政大公とショーガールの恋模様を描いたラブコメディ。

ロンドンにやってきたカルパチア王国のチャールズ大公(ローレンス・オリヴィエ)はミュージカルに招待され、端役女優のエルシー(マリリン・モンロー)に出会い、その可愛らしさに一目惚れ。エルシーはカルパチア大使館に招待されます。大公の下心を見抜いて逃げ出そうとしますが、高齢の皇太后(シビル・ソーンダイク)に気に入られ、結局大使館に滞在。大公は無邪気でセクシーなエルシーに翻弄されながらも愛し始め、エルシーの大公に惹かれ始めますが……

モンローが自ら独立プロを設立し、ローレンス・オリヴィエを製作・監督・主演に起用して撮った作品。その自主的な企画の意気込みが画面いっぱいに現れていて、モンローは溌剌とした美しさに輝いています。唇に微笑みを浮かべ、プラチナブロンドと白い体を揺らしながら、ちょこちょこと動き回るモンローはとにかく可愛いんで~す。