アメコミヒーローなので

録画していた『シャザム~神々の怒り~』(2023年/監督:デヴィッド・F・サザンバーグ)を観る。見た目は大人、中身は子供というDCコミックの異色ヒーロー“シャザム”シリーズ第2弾の特撮アクション映画。

里親バスケス夫妻のグループホームで暮らすビリー(アッシャー・エンゼル)は、魔術師(ジェイモン・ランス)から神のパワーを与えられ、ホームの仲間たちもそれぞれ異なる超能力が使えるようになっています。彼らはフィラデルフィアで起こる事故や事件を、超人シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)に変身したビリーを中心に、それぞれが超人に変身して解決。そんな中、アトラスの娘3人、ヘスペラ(ヘレン・ミレン)・カリプソルーシー・リュー)・アン(レイチェル・ゼグラー)が魔術師に奪われた神々のパワーを取り戻そうと現れます。

今回はアンと友情以上のものが芽生えるビリーの仲間フレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)の比重が大きくなっています。前作から4年経って、少年から思春期へ。それらしき言動がでてきましたな。ゲスト出演的にワンダーウーマンガル・ガドット)も登場。ストーリーは所詮アトラクション映画なので深みはなく、町を壊しまくる派手なアクションも見慣れると驚きはありません。だけど、私の好きなヘレン・ミレンが出てくるだけで嬉しくなるので~す。