録画していた『イコライザーTHE FINAL』(2023年／監督：アントワーン・フークア）を観る。元ＣＩＡの凄腕エージェントが世話になった町の住民のためにマフィアと戦うアクション映画。
人助けを生きがいとしているマッコール（デンゼル・ワシントン）は、シチリアでの仕事を片付けますが少年に撃たれて負傷。やっとたどり着いたイタリア本土の小さな町で医者のエンゾ（レモ・ジローネ）の治療を受けます。エンゾは傷について追及せず、マッコールは感謝しながら療養。一方、ＣＩＡのエマ（ダコタ・ファニング）は、マッコールからシチリアのワイナリーで偶然発見した代物についての通報を受け、現場に赴くとテロリストに流れていると思しき大量の薬物や資金を発見し捜査を開始。地元の人たちとの交流を通して、マッコールは町の生活が気にいりますが、この町をリゾート地にしようと計画しているマフィアが町民たちに嫌がらせをはじめたことから……
秒速で敵を倒すアクションが好評だったシリーズ。戦いのシンボルであったストップウォッチを町で暮らすことに決め外していたのですが、マフィア相手に再び手にするのは、拳銃をすて平和に暮らしていたガンマンが悪党相手に再び拳銃を手にする西部劇感覚でグッド。ネット詐欺で老人から年金を騙し取ったシチリアの悪党が、町を乗っ取ろうとしているマフィアの一味で、テロリストに麻薬を卸して資金源にしていたんですな。マッコールがそのことを通報したエマが、前作で死んだ友人スーザンの娘だったことがオチになっていま～す。
