音楽が同じ

nostalji2005-12-23

予約していた“ウエスタン・ムービーズVol.4”DVDボックスが届いたので、フレッド・マクマレイ主演の『絞首台の決斗』(1959年/監督:ネイサン・ジュラン)を観る。捕まえた犯人(ロバート・ヴォーン)が保安官を射ったところを、はっきり目撃したのが主人公だけというシチュエーションは面白いですね。裁判を通じて、邪推された主人公が孤立していくところを深く描いたら、名作になったでしょう。だけど、都合よく犯人の仲間が助けに現れ、射ち合いで決着する平凡な西部劇に終わっています。
フレッド・マクマレイの西部劇を何本か観ているのですが、バート・ランカスターを柔らかくしたような感じですね。でもやっぱり私にとってマクマレイは、テレビの『パパ大好き』のパパであり、『フラヴァー』のウッカリ博士であって、西部劇スターのイメージじゃないんですよねェ。
ところで、『決断の3時10分』と同じメロディーの曲がメイン・テーマとして流れるのですが、音楽がジョージ・ダニングでなく、ジェームス・フラスターになっていたけど何故?
画像は、『絞首台の決斗』のフレッド・マクマレイ。