何故か西部劇

nostalji2018-11-18

従兄弟の息子(はとこ)が結婚するので、祝い金を持って叔母の家を訪ねる。はとこはタイのバンコクで暮らしており結婚相手はバンコク在住の韓国人女性。従兄弟はずっと反対していたらしいのですが、こればかりはねェ。バンコクで行われる結婚式には出席しないと言っているのを、皆でなだめる始末です。
BSTBSが未見の西部劇『ネバダの決闘』(1959年/監督:ポール・ウェンドコス)を放送していたので、録画して観る。刑務所への護送中に脱走した男が、保安官と親しくなり町の支配者と対決する物語です。
銀行襲撃に失敗したジム・ラースン(フレッド・マクマレイ)は、刑務所への護送中に、弟の手助けで逃亡しますが、弟は保安官に射殺されます。列車に潜り込んだジムは一人旅の少女アリスと仲良くなり、アリスが住む町へ。無法者に言いがかりをつけられていた保安官のリレーを救ったことからジムはリレーと親しくなります。リレーの姉エレン(ドロシー・グリーン)がアリスの母親だったことからエレンと深い仲に。リレーは町を支配する牧場主ウィリアム一味を逮捕するために保安官助手を募りますが誰一人味方するものがおらず、ジムが危険を承知で助手になり……
予定調和型の典型的なB級西部劇です。オープンレンジに有刺鉄線を張って土地を独占する悪牧場主というのは、これまで見たことがありません。農場主や小牧場主が有刺鉄線を張って大牧場主から土地を守るというのが普通のパターン。ジェームズ・コバーンが悪党の手下役で出演していましたが、マクマレイが撃った弾丸で有刺鉄線が切れ、身体に巻き付いて身動きできなくなるシーンは面白かったで〜す。