私家盤“必殺”主題歌大全集

nostalji2006-02-28

“必殺”シリーズは、1972年の『必殺仕掛人』に始まり、『必殺仕事人・激突!』まで20年続いた人気シリーズです。法で裁けない悪人を、金をもらって仕事として殺すプロの殺し屋の物語。表の顔で平凡な日常生活をおくりながら、裏の世界でスゴ腕を見せる“必殺”の主人公たちは、高度成長により会社社会が確立して個人では動きのとれなくなったサラリーマンたちの夢でしたね。ドラマだけでなく、エンディングに流れる主題歌にも惹きつけられました。でもって、主題歌だけを集めたCDが欲しくなったのですが、これが無いんですね。それで、私家盤を作ることにしました。それが目的ではなかったのですが、コツコツ買っていた我楽多レコードの中に“必殺”の主題歌が数多くあったので、不足分はサントラCD(『翔べ!必殺うら殺し&必殺渡し人』のサントラはこの中に収録されている、和田アキ子が歌う「愛して」だけを目的にゲット)で補い、挿入歌を含めて全部で37曲・CDR2枚に収録しました。
HP:汲々自適の「私家盤CD全集」に『“必殺”主題歌大全集』をアップ⇒http://urawa.cool.ne.jp/kazunari60/hissatu/hissatu.htm
テレビシリーズ『警部マクロード』で大都会の保安官を見せてくれたデニス・ウィーバーさんが24日に亡くなりました。享年81歳。デニス・ウィーバーといえば、西部男の匂いのする男優で、マクロード警部はピッタシでしたね。宍戸錠の吹替えもよかったで〜す。
画像は、デニス・ウィーバーのLP『One More Road』のレコードジャケット。歌は上手いものではありませんが、味のあるカントリーソングを聴かせてくれます。このLPに収録されているのは、「L.A.County Line」などカントリーといってもトラックドライバー・ソングに近いものです。『激突』で大型タンクローリーに追い回されたウィーバーが歌うなんて皮肉でしょう。