久しぶりにミュージカル

nostalji2006-05-09

資料を探していて本箱から未見のミュージカルDVD『ブロードウェイ・メロディー』(1929年/監督:ハリー・ボーモント)を見つける。1年くらい前に購入して放ったらかしていたものでした。まとめ買いすると、観ないでそのままというDVDが結構あるんですよねェ。それで早速観たのですが、内容はというと、毎度おなじみの三角関係のメロドラマです。似たようなストーリーはワンサとありますね。この作品の価値は物語性でなく、ミュージカル映画の発展過程における記念碑となったことです。“オール・トーキング! オール・シンキング! オール・ダンシング”を謳い文句にしたMGMの完全トーキーの第1作目でした。字幕にサイレント時代の名残りを見ることができ、サイレントからトーキーへの移行が感じられます。この作品の成功によってハリウッド製ミュージカルの中心となるバックステージものが次々に作られていきました。MGMミュージカルの全盛を築いた名プロデューサーのアーサー・フリードは、この映画で作詞家として起用されているんですよ。主演のアニタ・ペイジは魅力的ですが、現在の女優と比べると、かなり太目です。だけど、私は太目の方が好きなのだァ。画像は、アニタ・ペイジ(右)とベッシー・ラブ。
厚生労働省が2004年11月に無作為に選んだ20歳以上の男性1549人、女性2383人を対象にした“メタボリック(内臓脂肪)症候群”の調査によると、中高年男性の半数が危険とのこと。私もその一人で〜す。