本日もミュージカル

nostalji2006-05-10

録画したまま未見のミュージカル『恋のてほどき』(1958年/監督:ヴィンセント・ミネリ)を見つける。衝動的に録画したものは、観ないでそのままというのが結構あるんですよねェ。それで早速観たのですが、内容はというと、“マイ・フェア・レディー”的シンデレラ物語です。コレット原作の舞台劇をミュージカル映画化。当初、映画入りする前にブロードウェイの舞台で主演したオードリー・ヘップバーンが予定されていました。しかし、ヘップバーンが新たな映画化に関心をしめさなかったので、ロンドン公演でジジを演じたレスリー・キャロンが選ばれたそうです。私は、レスリー・キャロンの魅力は踊りにあると思っているので、ダンスシーンが殆どないのが不満なんですがね。だけど、お洒落で洒脱なモーリス・シュヴァリエが実に粋なんです。映画化に当っては、シュヴァリエの力量にあわせて重要な役に膨らませたそうで、人生の全てが快楽の対象となるという楽天家の味は彼でないと出せないでしょうね。ルイ・ジュールダンが甘い歌声を聴かせる「ジジ」を初めとして、全体としてメロディーのきれいなミュージカルでした。
HP:放出迷画座の「ミュージカル映画」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/mugikal/mugik106.htm
パソコン雑誌が次々廃刊しているけど、確かに必要ないですね。必要な情報はネットから得られるし、入門用なら雑誌よりハウツー本の方がいいですからね。パソコン雑誌に限らず、雑誌そのものの存在も危うくなってきていると思いますよ。年金生活者はお金がもったいないから雑誌は買わない、若い世代はパソコンや携帯でネットから情報を得るので雑誌は買わない。雑誌が存続するには、どれだけ価値ある情報を提供できるかにかかっていま〜す。