怪談映画といえば猫化け

nostalji2006-08-20

お盆をすぎても暑さは緩みませんね。エアコンの室外機からの熱風とアスファルトの熱気で昭和30年代より4〜5度は気温が上昇しているでしょう。風があっても熱風で、涼しいどころか暑いんですから。画像は夏バテのリンリン。布団や絨毯などの柔らかい物の上でしか寝ないのに、暑さのせいかフローリングの床の上で寝ていました。仕方ないから朝からエアコンだァ。
録画していた『怪猫岡崎騒動』(1954年・大映/監督:加戸敏)を観る。入江たか子十八番の化け猫映画ですが、怪談としての怖さより怪猫アクションの面白さがあります。化け猫となった入江たか子が、我が子を守って侍たちと繰り広げるチャンバラ・シーンは歯切れがよく、爽快感がありますよ。「見たなァ!」から始まる、霧立のぼる相手の“猫じゃらし”の様式美も入江たか子ならではです。化け猫は、やっぱり入江たか子だァ。