今日も怪談映画

nostalji2006-08-19

録画していた『怪談累が淵』(1970年・ダイニチ映配/監督:安田公義)を観る。ダイニチ映配というのは、1970年に大映と日活が共同で設立した会社でして、この作品は大映映画ですが、日活系の映画館でも上映されています。映画会社が傾き始めると、安手のエログロ作品が増えるのですが、これもその一つです。毎度お馴染みのクラシック怪談を、金と愛欲という人間の欲望を醜悪なくらいにドロドロ描いており、C級ながらも見応えのあるものになっています。画像は、鏡に映ったお志賀の亡霊。
厚生労働省の研究班の推計によると、2020年に脳卒中の患者がピークの288万人になるとのこと。脳卒中は、癌・心疾患に次いで日本人の死因の第3位になっており、血圧が高目の私としては気をつけなくちゃあ……といっても、癌の血筋に、不整脈も抱えており、何で死んでもおかしくない状況にありま〜す。