志津野一平シリーズ

nostalji2006-09-21

朝イチで原稿を仕上げた後、所用があって大宮へ。帰りに“ブックオフ”の100円コーナーで、『大石内蔵助』、『コールドマウンテン(上・下巻)』、『デビッド100コラム』、『タレント文化人100人斬り』、『ケヴィン・コストナー ハリウッドの新しき帝王』の6冊を購入しました。脈絡のない購入パターンは毎度のことですが、私にとっては意味のあることなので〜す。
帰宅して録画していた『俺の拳銃は素早い』(1954年・日活/監督:野口博志)を観る。河津清三郎主演の“志津野一平”シリーズの第1作目で、“銀座旋風児”シリーズの野口博志の第1回監督作品です。物語の発端や、スタジオ内にセットされた銀座の街角は、後年の“銀座旋風児”の雰囲気はあるのですが、清水将夫、石黒達也、植村謙二郎、田島義文、伊豆肇、名和宏という出演者を見ていると日活の雰囲気がしません。それに、主演の河津清三郎は太めの体躯に顔が大きい戦前の時代劇スターの特徴そのまんまで、アキラや裕次郎のような日活特有の現代アクションのスマートさに欠けます。ラストの銃撃戦は当時としては迫力のあるもの(殺し屋の田島義文の最期なんて一見の価値あり)で、それがシリーズ化に繋がったような気がしますね。画像は、河津清三郎
昨日の自民党総裁選で安倍晋三が予想通りの大差で第21代総裁に選ばれた。とはいっても、目標の7割に届かず、102票獲得した谷垣氏が善戦したといえます。戦後生まれの世代が、国の舵取りをしていくわけですが、歴史だけは勉強しておいて下さいね。