銀座旋風児をアップ

nostalji2006-08-13

録画していた『銀座無頼帖・風が呼んでる旋風児』(1963年・日活/監督:野口博志)を観る。第5作まで登場していた青山恭二の荒木記者は出てきません。中村捜査課長は梅野泰靖に、政は高品格に代わりました。高品格は、前2作で存在感のある悪党ぶり(特に『嵐が俺を呼んでいる』のモンキーのケンは秀逸)を見せていただけに、メチャクチャ違和感がありましたねェ。画像左端が高品格無免許運転で交通事故を起こし、医者に診てもらうシーン。
HP:放出美級迷画座の「アキラ映画」に“銀座旋風児”シリーズを追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/akira3/akira33.htm
友人からの頼まれ事があって、『捜索者』(1956年/ジョン・フォード)を再見。名作は見るたびに新しい発見があるのですが、記憶違いしていたことがありました。この作品は主人公のジョン・ウェインが、南北戦争が終り、その2年後に旅から戻ってくるところから始まるのですが、私はジョン・ウェイン北軍だと思っていたんですよ。北軍には、正義感まるだし、頑固、規律順守といったイメージがあって、ジョン・ウェインはその典型ですからね。ちなみに南軍は、反権力、フェミニスト、紳士といったイメージがありま〜す。