和製西部劇

nostalji2009-11-14

録画していた『大平原の男』(1961年・日活/監督:野口博志)を観る。宍戸錠主演の日活ウエスタンね。恩人(東野英治郎)に会うために、ジョーさんが鉱山鉄道工事で賑う町にやってきます。恩人は鉄道工事の責任者なんですが、工事を妨害して鉱山を乗っ取ろうとしているヤクザ(加藤武)の一味に事故を装って殺されるんですな。それで、ジョーさんが恩人の息子を助けて、悪人たちをやっつけるわけです。大平原なんて出てきません。鉄道工事という題材と、悪人たちが酒と博打で工夫を誘惑したり、給料を強奪して工事妨害する設定が、西部劇『大平原』(1939年/監督:セシル・B・デミル)と同じなので、この題名になったのでしょう。高品格がふてぶてしい殺し屋振りを見せていますが、ダンスをしない白木マリは魅力な〜し。