昔、全集ブームがありました

nostalji2007-05-01

先日購入した礼服の直しを受取りに大宮へ。荷物になるので、受取る前に“ブックオフ”に立寄って、100円コーナーで『魔像・丹下左膳』と、『おかしな男 渥美清』、『美空ひばり不死鳥伝説』を購入しました。
画像は、『魔像・丹下左膳』の箱表紙。『丹下左膳』なら文庫本で持っているのですが、さいとうたかをの挿絵にひかれて全集本を買ってしまいましたよ。読むのが目的じゃないから挿絵だけを切り取ってスクラップにしておこう。ところで、重厚長大の産業が日本経済を牽引している頃、全集ブームというのがありましたね。マイホームが実現しはじめ、インテリアとして本箱の中で読みもしないのにデカイ顔して並んでいました。実家の本箱には、今でも一度もページをめくったことのない日本名作全集があります。世界文学全集・日本文学全集・世界ミステリー全集・世界SF全集・日本時代小説全集・日本漫画全集といった全集が各社から争って出版されていましたね。ちなみに、この『魔像・丹下左膳』は、番町書房から1970年1月から配本された日本伝奇名作全集の第5巻(全15巻)でして、定価は680円です。当時の全集価格としたら安い方じゃないかなァ。
アマゾンに注文していた未見の西部劇DVDや、西部劇仲間がダビングしてくれたDVDが届いたので、明日からは西部劇漬けになりそうです。購入した本は、当分、ツンドク状態になるでしょう。