初めて観た西部劇

nostalji2007-05-02

西部劇仲間から届いた『フェザー河の襲撃』(1953年/監督:ゴードン・ダグラス)を観る。営倉入りの囚人兵を率いた主人公(ガイ・マディスン)がインディアンに拉致された娘(ヘレン・ウェスコットとヴェラ・マイルズ)を救出し、インディアンに追われて、これが最期かという時に騎兵隊の援軍が駆けつけるという定番西部劇です。この作品は3D映画で作られていますが、ナイフ・矢・斧・槍などが画面から飛んでくる見世物的趣向を効果的に使ってサスペンスを盛り上げているのが、普通の画面からでも伝わってきます。
ところで。この映画は私が映画館で観た最初の西部劇なんですよ。西部劇というより、当時評判の立体映画が目的で、叔父さんが連れて行ってくれましてね。なにしろ、小学校へ入る前のことで、内容なんて憶えちゃいません。立体眼鏡をかけて叔父さんに肩車をしてもらって観た(当時の映画館は今と違って、休日はいつも満員でした)飛び出す画面の断片しか記憶にありません。記憶にあった川中島でのインディアンとの激戦も、『西部の王者』とゴッチャになっていました。画像は、『フェザー河の襲撃』のパンフ。
政府の教育再生会議が親に対して提言するそうだ。“当り前のこと”の再確認から教育再生をスタートさせるとのことですが、当り前のことができない社会環境を改善しなければ、理想論で終わってしまします。きれい事だけの教育再生会議って、マスターベーションですねェ。