下手の魅力

nostalji2007-11-15

録画していた懐かしのTVバラエティ『夢であいましょう』を観る。本日は1963年12月、65年2月と6月の放送分です。65年6月放送では渥美清をじっくり楽しみました。これまでの収録分で渥美清が出たのは、最初の“今月の歌”特集で、コントが全然ありませんでしたからね。それと、この回は中島弘子がお休み?で、黒柳徹子が代わりに司会をしていました。黒柳徹子は流石にそつなくこなしていましたが、中島弘子が出ないことによって、“夢あい”の魅力は、やっぱり彼女の愛敬ある下手さかげんにあることがわかりましたよ。画像は、中島弘子。
オンタイムで『待っていた用心棒』を観る。伊藤雄之助が演じる主人公・野良犬のキャラが、回によってニヒルになったり人情家になったりするのは困りますね。それにしても、伊藤雄之助の野良犬は理屈が多く、いかにも芝居している感じで浮いていますねェ。栗塚旭の魅力が、芝居をさせてもらえなかったこと(難しい顔をして、できるだけ喋らない)にあるのがわかりましたよ。