構成の妙

nostalji2007-11-16

録画していた懐かしのTVバラエティ『夢であいましょう』を観る。1965年7月、8月(2本)、1966年4月(最終回)放送分です。中島弘子は1965年5月くらいから出演していないんですね。最終回はゲスト扱いでした。でもって、私が観ていたのは1965年3月まででした。というのは、田辺靖雄が歌う3月の歌「背のび」は憶えていましたが、渥美清が歌う4月の歌からは記憶にないんですよ。でもって、何を観ていたかというと、『徳川家康』なんですね。青年時代を北大路欣也、壮年〜晩年時代を市川右太衛門という親子で演じた人気ドラマでした。1964年7月4日から始まっていたのですが、“夢あい”が30分で“家康”が60分番組だったので、65年の3月までは後半部分だけを観ていたと思います。家康が右太衛門になってから、番組最初から観るようになったんじゃないかなァ。画像は、『徳川家康』の市川右太衛門
ところで、『夢であいましょう』の面白さですが、テーマに沿った構成の巧さでしょうね。トーク・コント・歌・踊りの全てが良いわけでなく、混然とした中にハッとするものが一つか二つあれば、番組全体が面白く思えるんですよ。経済効率優先で番組作りをしている現在では、この手のバラエティが作られることはないでしょうねェ。