50年前の今日:東京都の学校給食に牛乳登場

政府の酪農振興政策により乳牛の数が増え、牛乳の生産量は年々増加していました。その結果、牛乳・乳製品の余剰が問題となり、政府は酪農不況対策の一環として国産牛乳・乳製品による学校給食の実施を決定したんですな。それまで、学校給食に出ていたのは脱脂粉乳。戦後まもなくアメリカが提供してくれたのですが、脱脂粉乳ってアメリカでは豚の餌だったんですよ。あんな不味いものを文句も言わずに飲んでいた私たちは、貧乏で飢えていたんだァ。