画像は、『私を野球につれてって』（１９４９年／監督：バスビー・バークレイ）のＤＶＤジャケット。日本では劇場未公開のミュージカル映画でした。主題歌の「Ｔａｋｅ Ｍｅ Ｏｕｔ ｔｏ Ｔｈｅ Ｂａｌｌ Ｇａｍｅ」は現在ではスタンダードナンバーとして知られ、大リーグの球場ではＢＧＭとして流れて観客も一緒になって歌っていますね。
映画の方は、“ウルブス”というプロ野球チームの女性オーナー（エスター・ウィリアムズ）とスター選手（ジーン・ケリーとフランク・シナトラ）の恋模様が展開します。『踊る大紐育』でもシナトラを追いかけていたベティ・ギャレットがこの映画でもシナトラを追いかけ、シナトラはウィリアムズに恋をし、ウィリアムズはケリーが好きという具合にね。特筆すべき歌や踊りはありませんが、ミュージカルの楽しさは味わえます。
