雨降りの日は……

nostalji2008-04-18

午前中は、『サンセット77』(オンタイム)→『薯童謡(ソドンヨ)』(録画)を観て、午後は溜まっている雑用の片付け。オヤツを食べて昼寝したら、もう夕方……、困ったな、日記の話題がないよ。
画像は、新聞掲載されたテレビ東京で始まる金曜時代劇『密命』の告知。原作は佐伯泰英の文庫(祥伝社)小説です。昔は小説雑誌が数多く出版されていたので、連載の後に単行本化され、その売行きを見て文庫本化されるという流れでしたが、最近の時代小説は文庫本書き下ろしが主流になっていますね。この手のモノとしては、以前、峰隆一郎の諸作品を読んだことがあるのですが、どれも劇画調で時代劇特有の風情や雰囲気がなくて、すぐに飽きてしまいました。チャンバラだけなら、映画やテレビを観ればいいですからねェ。
でもって、『密命』を観たのですが、同じ作者の『陽炎の辻』の主人公のキャラと同じですね。九州小藩を訳あって脱藩し、裏で藩の窮状を救う。表面的には凡庸としているが、秘剣の使い手。長屋に住み、町方の仕事をしながら、市井の事件にも巻き込まれる。全盛時の東映時代劇の感じで楽しめましたよ。東映なら、主人公は大友柳太郎だろうなァ。