途中までだった

nostalji2008-06-17

西部劇研究のために、『六番目の男』(1955年/監督:ジョン・スタージェス)をビデオからDVDへダビングするために見直す。ところが、途中から『腰抜け二挺拳銃』になるではありませんか。重ね録りしたことをすっかり忘れていました。ビデオの本数を減らすために、適当に重ね録りしたんですな。水野晴郎の解説つきで、主役のリチャード・ウィドマークの声はお馴染みの大塚周夫でなく、田口計という珍しいものだっただけに残念!
でもって、『六番目の男』ですが、アリゾナの奥地で5人の男がアパッチに殺され、父親がその中にいないかと探しにきたリチャード・ウィドマークは、同じように夫を探しにきたドナ・リードと出会い、5人が持っていた10万ドルの金貨を奪って逃げた6番目の男を追って旅をするミステリータッチの西部劇です。フランク・グルーバーの原作本は早川ポケット・ミステリーで出版されていましたね。映画の方は、6番目の男の正体が、すぐに想像つくのが欠点ですが、アパッチの襲撃や無法者兄弟との決闘など行く先々で銃撃シーンがあってスタージェスらしいアクションシーンを見せてくれます。西部劇としては満足できま〜す。