昨日の続きで

nostalji2008-12-17

中身確認のために再生した『フィラデルフィア・エクスペリメント』と『彼女はハイスクール・ボーイ』を観る。
フィラデルフィア・エクスペリメント』(1984年/監督:スチュアート・ラフィル)は、第二次大戦中にドイツのレーダー網を破る実験をしていた軍艦から1983年のネバダ砂漠の米軍施設にタイムスリップした水兵(マイケル・ペレ)が、軍から追われたり、人質にとった女性(ナンシー・アレン)と愛し合ったリして、最後は地球を破滅させるブッラクホールを塞ぐという冒険SF映画です。何でタイムスリップやブッラクホールができたかというと、ネバダの米軍施設で同じ実験をしたからなんですね。強い電磁波で異次元トンネルが開いて、地球上のあらゆるものを吸い込み始めるんですよ。面白いアイデアで結構楽しめる作品になっています。過去から未来にきて活躍する分には歴史を変えることにならないので、主人公を自由に行動させることができるんですな。未来の人間が過去に行くと、未来の自分に会うという不都合が生じますが、過去から未来なら記録は行方不明でいいわけですからね。過去から未来に来て、また過去に戻ると……、それもこの映画で解りま〜す。
『彼女はハイスクール・ボーイ』(1985年/監督:リサ・ゴットリーブ)は、トリビューン紙の体験記者への応募原稿が選からもれたのは、選出審査の教師が“美人の書く記事にはいいものがない”という偏見を持っているからだと思いこんだ女子高生(ジョイス・ハイザー)が、転校生として男に変装して学園生活をはじめるというB級学園コメディです。ジョイス・ハイザーは魅力ないし、先の読める物語展開だし、ギャグもつまらないし、なんでこんな映画を録画したのだろう。