懐かしの海外ドラマ『タイムトンネル』の28~30話を観る。開発途中の時間旅行の装置タイムトンネルに入ったトニー(ジェームズ・ダーレン)とダグ(ロバート・コンラッド)が過去や未来をさまよい、歴史的事件に遭遇する冒険アクションです。装置の不備からどの時代に転送されるか不明。
#28「植物性人間」
アン博士(リー・メリーウェザー)が他の惑星のタイムトラベラーに誘拐され、ダグとトニーはカーク中将(ホイット・ビッセル)の声の指令を受けて8433年のカノープス星に転送されます。カノープス星人(マイケル・アンサラ)は地球侵略のために地球人の研究していたのね。ダグとトニーは彼らの弱点を見つけ……
カノープス星人は植物と同じ生態系をしているので、夜は活動停止します。SF色の強いエピソード。
#29「宇宙人の襲撃」
ダグとトニーは、英国軍とアラブ軍が戦っている1883年のスーダン・カーツームの戦場へ移動。危険から逃れるために向かった洞窟は宇宙人の地球侵略基地。宇宙人はミサイルでロンドンや他の主要都市攻撃を計画しており……
英国軍とアラブ軍の戦闘シーンは映画『カーツーム』からの流用ですが、その戦争にダグとトニーが巻き込まれるのでなく、宇宙人退治のエピソードです。
#30「恐怖の町」
ダグとトニーは1978年のメイン州の小さな町へ移動。町は男女の若い二人を除いて住民は凍結状態になっています。宇宙人が秘密研究所で地球の酸素を故郷の星に送ろうとしており……
これが最終回。最後の3作品はSFタッチ。毎回エピローグは次回の予告になっているのですが、
ダグとトニーが転送された先はタイタニック号。振り出しに戻るんですな。ちなみに、日本での放送時は、順番を変えてもいいように毎回エピローグはカットされていました。日本の最終回は、転送空間で漂う二人の姿を映しながら、「タイムトンネルは未完成である」のナレーションで終わりま~す。