デジタルの限界

nostalji2008-12-20

録画していた『ベオウルフ/呪われし勇者』(2007年/ロバート・ゼメキス)を観る。美しき魔物(アンジェリーナ・ジョリー)に誘惑された勇者(レイ・ウィンストン)の国王(アンソニー・ホプキンス)からの呪いの連鎖を描いたファンタジー・アクションです。原作はイギリスに伝わる英雄叙事詩で、それを“パフォーマンス・キャプチャー”という俳優の動きや姿をデジタル化するCG技術を駆使して作っています。新しい試みは評価できますが、成功しているかと云うと疑問ですね。実写ほど、顔の細かな表情が描かれていなんですよ。PCゲームのレベルと、あまり変わらないような気がしますね。他のファンタジー映画と同様に実写とCGの合成の方が私の好みにあっています。オールCGの方がコスト的に安いんですかねェ。画像は美しき魔物のアンジェリーナ・ジョリー