テレビ邦題だけでは

nostalji2008-12-29

放ったらかしビデオの中身確認のために再生したら、テレビ東京のC級SF三本立て。『SF宇宙戦争』、『白い恐怖』、『襲う巨大怪鳥』なんて、題名だけではサッパリわかりません。
『SF宇宙戦争』は、地球を支配下におこうとする二つの惑星が、代表者三人ずつが地球上で決闘し、勝った方が地球を支配する取り決めをするんですな。ロイド・ブリッジスとアンジー・ディキンソンが両惑星の代表で、戦う相手が男と女とくればストーリー展開は予想がつきます。結末は少し予想と違っていたけど……
『白い恐怖』は、ロバート・カルプとイーライ・ウォラックが出演しているSFサスペンスでした。雪に閉ざされた高山の山頂にある宇宙科学研究所で、宇宙における限界実験を行なっていた科学者たちに原因不明の事故が次々に襲いかかるんですな。それは、宇宙実験に使っていたチンパンジーの復讐だったという訳の分からない結末にアングリ。伏線も何も張ってないんですからねェ。
『襲う巨大怪鳥』は、マヤ文明の伝説の怪鳥が現代に甦って人間を襲うという怪獣映画ね。どうやって甦ったのか不明だし、ニューヨークに現れたのも不明。この怪獣、なかなか姿を現さず、全体像が分かったのはラスト近くという退屈な作品でした。主演がデビッド・キャラダインだったので調べたら、『空の大怪獣Q』という作品でした。確かに怪鳥というより怪獣だよなァ。Qは、ケツァルコアトルの頭文字ね。画像は、ケツァルコアトル