今年最初の

nostalji2009-01-02

フジテレビの深夜放送なので首都圏だけかもしれませんが、『アメリカンアウトロー』(2001年/監督:レス・メイフィールド)が放映されます。テレビ放映される今年最初の西部劇ね。日本で公開されたのが2003年ですから、つい最近の映画と思っていたのですが、もう6年も経つんですね。なにしろ劇場公開される西部劇は少ないものでね。画像は、『アメリカンアウトロー』のコリン・ファレル
アメリカンアウトロー』については、HP:西部劇シネマ館へ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/21seiki/ameout.htm
録画していた『アイ・アム・レジェンド』(2007年/監督:フランシス・ローレンス)を観る。古典SFとなっているリチャード・マシスンの“地球最後の男”の3度目の映画化です。1作目は未見なので比較できませんが、2作目の『オメガマン』と比較すると物語に厚みがありませんね。『オメガマン』だって、悪くない程度の作品で傑作には程遠いわけですから、この作品の出来が想像つくでしょう。一番の問題は、リアルに見せて全然リアルじゃないことね。主人公(ウイル・スミス)や生き残っていた二人が免疫になった理由が不明だし、鹿が生き残っているのもおかしい(ゾンビ化した犬やネズミに食いつくされている筈)ですよ。発生源がニューヨークで、空気感染したらしのですが、冷温に弱いウィルスなら寒冷地には生存者がもっといそうなものです。ラストで米国内にも生存者がおり、人類再生の道が開けてエンドとなるのですが、設定に矛盾が多いと感情移入できませ〜ん。